SSブログ

神社の建物・社業の荒廃 [鎮守の杜・巨木]

神社の本殿・拝殿他の建物、そして社業全域に渡っての荒廃は酷いものがある。
私が見ている限りにおいて、いよいよ待ったなしの状況になっていると感じる。
これは以前より取り上げてきており、他にも私が良く見させて頂いているT.N氏のブログに於いても再三言われていることではあるが。

そもそも神道については残念ながら宗教としてみた場合の力は強くない。
ユダヤ、キリスト、イスラムのような強力な教義は全く無いに等しいし、仏教のように死後を拘束し(本当の仏教は違うんだが)、檀家制度のような集金システム(これも江戸幕府考案で本来はこんなもの無い)も無い。
つまり金が無い。そして拘束も無い。
これでは神社の保全はでかい神社以外は不可能であるということ。
以前は地域でやり繰りして来たが、現在のような宗教裁判がまかり通ってはそれもママならない。
ましてや創価学会が政権党(これも売国自民党の責任)では将来的には悪くなる一方だろう。

神道は単純に言えば地域・個人問わず先祖を祖先神として御祭りしている事が本来の考えで、日本人の価値観に基づく文化であると言える。
ただ逆にこの様な状況であるため宗教性が弱いこととなるが、逆に文化であると堂々と開き直って、日本国を挙げての保全活動に努めればいいのではないかと思う。

単なる宗教施設では無い、文化財として。

本当に田舎の、そして過疎地域の神社は危うくなってきている。
全てが朽ち果ててしまうまで、それ程の時間は残されていない。



この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。