鳩山更迭 ボンボン麻生の限界を露呈

麻生総理　鳩山総務相を更迭する。
最終的には最も国民の民意と乖離した結論を出したのではないかと考える。

私は過去麻生に期待していた時期も有った。安倍の辞任後お預けを食らったが、予想外に福田がさっさと辞任し、やっと国内外の政策に於いて期待できる首相の誕生と考えていた。
そして彼のこれまでの言動、実績により自民党内に巣くう売国連中と一線を引くと考えてもいた。
その根拠として、彼の就任時に於いては自民党自体がボロボロで、売国勢力と言えど異を唱えられる状況ではなかったこと。また彼は少数派閥（河野グループｗ）で基盤が無い代わり、失うものも無かったはずだ。
それともう一つは安倍政権の末路を側で見てきており学習していると考えたからだ。安倍政権は国民の絶大な支持を得て誕生した（政権発足時の内閣支持率70％）。ところが彼は自分が何を求められているかの理解が足りず発足当初に売国勢力に妥協し、アサヒにすら舐められ、結果自滅した。
まあ当時の森、中川（デブ）あたりからの入れ知恵で、高支持率を背景に長期政権を考えるにあたっての党内配慮、気配り程度の考えだったと思うが。
この過程を麻生は見てきているから、自分が首相になぜ選ばれたのか、自分の成すべきことは何かを自覚していると私は考えたが、実際考えていたことはアニメオタクへのアピールくらいだった。

就任後の体たらくは実績が証明している。
日教組発言での中山更迭。
日本は良い国発言で田母神更迭。
そして鳩山更迭。
（漢字が読めないのは今やお笑い）

でも疑惑の二階のクビは切れない。

つまり彼には未だ守るべきものがあったという事。
自民党の売国勢力が多数派を占める党内基盤こそが彼の全てであり、民意など秤にかければ軽いものであった。
首相の資質が根本的に欠如していた人物だったと思うしかないだろう。
私も当初は期待していたクチではあったのだが。

最後に過去何度も言ってきたが「自民党は正真正銘の売国政党である」ということ。
（正確に言えば売国勢力多数派政党：中には少数まともなのもいる）
前回取り上げた「中学教科書」の内容をここまでにしたのは誰か？
その前の天安門事件後の対応をし、援助をし、中国をここまでの化け物に育てたのは誰か？
韓国をここまで増長させたのは誰か？
拉致問題にフタをし永年ほったらかしにしてきたのは誰か？
日教組？アサヒ？社会党？連中は一つ一つの圧力団体に過ぎない。

政権政党は自民党であったのだから。
最大の実行者は自民党政権である。

そんな自民党でも潜在的に数倍の売国度を誇る（推測：民主党は政権取ったら無茶苦茶やらかすだろうが今のところ当然実績は無い。言ってるだけ）民主党が社民党ととの連立構想報道にて少しはまた風向きが変わるかと思ったのだが。
今回の鳩山更迭で自民敗退の可能性がいよいよ現実味をおびて来た。
ボンボン麻生には首相の荷は重すぎた。