「普天間」交渉の基本を理解していない鳩山政権

普天間問題で、鳩山政権があまりに無能な連中の集団であることは最早自明の理となってしまったが。
しかし、どうしても理解できないのはその交渉過程のメチャクチャ振りである。
交渉ごとは大小なんでも基本は同じであることは言うまでも無い。

そして最低限やらなければいけないこと（ようは注意すること）は

①交渉窓口の一本化。
　これは言うまでも無く、皆で勝手な事を言っていては相手につけ込まれるだけ。
　内部でよく議論し、しゃべる窓口の人間は一人にする。

②とにかく結論を出して相手に答えを投げかける。
　交渉ごとは所詮キャッチボールである。
　例え無茶な提案であったも、相手に投げる。そして相手に返答義務を負わせる。そして必ず期限を付ける。

まあ他にも重要な事はあるが、兎に角守る事はこの2点であるが、鳩山政権がどちらもいい加減なことをばかりなのは言うまでも無い。

しかし最低レベルではあるが、鳩山が選挙で公約したとおり県外（徳之島）の提案を米にしたらしい。
（なんかあやふやで正式な提案なのかどうか良く分からんが）
でもまかりなりにも公約に沿った提案をしたらしく、そして米はそれを蹴ってきた。

そこで私は不満が出てきた。
なぜマスゴミはそのことに怒りをぶつけないのか？
日本国が提示したことをあっさり蹴り、たいした理由も説明しない米国は何様なのか？
兎に角この件に関して米国は傲慢である（いつもか）。

鳩山政権は無能であるが、米国の思い上がりはそれ以上であり、マスゴミはもっと愚劣であると思う。



　

コメント 2

徳之島は自民党時代にボツになってる案でして・・・・
以前の交渉過程を無視した提案をしてくるのも・・・
by Ｔ．Ｎ (2010-04-17 13:43) 

Ｔ．Ｎさんへ
コメントありがとうございます。
まあ提案の入り口から間違っているわけで。

それと自民党の提案が提案といえるものであったのかどうかは不明です。
所詮は売国政党ですから。
ただ民主党は「政権交代」の意義をきちんと捉え、「交渉」をすべきだったと思います。
言っただけでは提案とはいえません。「申し入れ」です。
by タイロンF (2010-04-17 20:34)