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諏訪大社 御柱祭を世界遺産に [鎮守の杜・巨木]

現在、諏訪大社の御柱祭が進行中である。
先週、前半の見所の上社の山出し(木落としと川越し)が終了し、今週は下社の出番となっている。
私は諏訪の人間ではないのでTVで見ているだけだが、一応の見識はあるつもりでいるので一言。

まずはタイトルの世界遺産とは何か?
単純に言うと立派な建築物と雄大かつ希少な景色、そして文化のどれかがあれば決まる。
まあ立派な建物といっても韓国のように「ファンタジー改造・捏造」して以前のものとは別物を作り上げてしまうとんでもない民族もいるが、それでもなぜか世界遺産になってしまっている。

証拠写真
驚く無かれ。このボロ屋の写真は1973年当時のもので結構最近のもの。
仏国寺 1973以前 別景.jpg
仏国寺 1973以前.jpg

諏訪大社御柱の神々しい祭りの話のつもりが脱線してこのようなボロ屋の写真を出して恐縮だが、こんなものでも世界遺産とまかり通っているということ。ようはごね得か?

さて、諏訪大社に話を戻すと、建物自体は現在は重文指定であるが、私は国宝の価値十分と考えている。
そもそも江戸以前は中央の都市圏(江戸・大阪・京都)と比較すれば田舎では残念ながら建築文化、経済力の民度ともに劣る事は事実であった。そのような格差社会の中でこれだけのものが伝承された。
そして今も脈々と生きている信仰がある。
先だって奥州平泉の浄土信仰が認められなかったが、現在風化してしまっていれば仕方ないともいえる。
(あくまでも比較の話で、私は残念と思っている。特に地方文化としては。)

建物、信仰を伴う無形文化、そしてそれを継承していく人々の熱意。
世界遺産に早くしてくれと思うのは私一人だけではないだろうと思う。                       IMG_2407_R.jpgIMG_2405_R.jpg
上社木落とし坂~本番1週間前の神事
IMG_2116_R.jpgIMG_2124_R.jpgIMG_2133_R.jpg
下社春宮拝殿(重文) 
氏子準備中
IMG_2391_R.jpgIMG_2392_R.jpg
下社秋宮 神楽殿と木落とし坂
神楽殿は国宝級。この後ろに拝殿がある。
 木落とし坂は下社のほうが急で迫力がある。

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