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三日市場神明社のご神木の切株(史上最大と思う) [鎮守の杜・巨木]

新年おめでとうございます。

さて昨年のこととなるが大正時代の本多静六博士の残した大木の調査文献に記載のあった長野県白馬村の「三日市場神明社のご神木」=当時の記載は「沢渡の神代杉」を見てきました。
さすがに現在は「切株」と化していましたが、それでも圧倒的な存在感。そして周りにも巨木の切株が無数にあり、これらが存在した昭和初期にはどのような神社だったのか!
興味は尽きませんが、これらの巨木の残照をご確認ください。

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当時の文献
当時の記述からは14m半位か。
記述どおりであれば間違いなく長野県最大。「月瀬の大杉」より巨大。

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参道に入る。
そこかしこに存在する切株群。大体幹周囲5~6m位のものだろうか。
最初はこれかなとも思ったがさすがにこれでは「月瀬」レベルにはならないだろうと判断して進むことにする。

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これが目指す大杉の切株か!
と思ったが幹周囲8~9mクラスと思う。やはりまだこの先にあるのかと思い更に前に行く。

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やはりあった巨大切株。
今まで見てきた「仁科神宮の切株:11m弱」と比較しても明らかな違いが分かる。
幹周囲はちょうど残っている半周で8mあり。つまり16mになる。
いつもの1mメジャーが小枝のように小さく見える。
屋久島のウイルソン株、縄文杉クラスではなかっただろうか。
おしむらくは雪国ゆえ大分朽ち果てており、且つ半分失っていること。
仁科神宮のように屋根でもつけないと近い将来失いかねないとも思う。
このような切株は村の財産として早急な保存措置を望みたいところである。

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在りし日の写真
やはりこの雄姿を一目見たかった。

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今のご神木
5m強。ちょっと小ぶりではあるが形は良い。

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重文の社殿は覆いで見ることが出来ず、少し残念。
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